| 地鎮祭とは建物を建てる土地の神を鎮める神式の儀式です。 工事中の安全祈願、完成してからその場所に住む方の安全と幸せを願う儀式とも言えるでしょう。 大きく分けて神式と仏式があります。地域や宗派によって様式はさまざまあり、一概には言えません。 地鎮祭は工事が行われる前にします。大安、先勝、友引が良いとされています。 また、最近では地鎮祭自体を行わないこともあります。 地鎮祭の参加者は、設計士、工務店関係者、施主及びその家族等です。 地鎮祭の段取りは主に工務店が行ってくれますので、準備など詳しいことは聞いてみると良いでしょう。 一般的な仕様としては、敷地内に約3m×3mくらいの正方形を想定しその四隅に青竹(丈2m程度)を立てます。その青竹に藁などで結った紐を上部に結び付け、数箇所に紙垂を取り付けたりします。 祭壇は経験上ですが大体神主さんが持ってこられます。祭壇にはお供え物、お酒、野菜、果物、乾物などを置きます。 祭壇の横には高さ40cm程度の砂の山を作り、その上に笹(竹)を挿します。 これで儀式の準備は完成です。 ここまでの準備はほとんどの場合工務店さんや不動産業者のほうで準備してもらえると思います。 さて、儀式の始まりです。 ・修祓(しゅばつ)・・・ 神主さんが祭壇の前に立ち、参列者、お供え物を清める儀式 です。 ・降神(こうしん)・・・その土地・地域の氏神様を迎える儀式です。 神主さんが「おーーーーー・・・」と言う声で神が降臨します。 ・献饌(けんせん)・・・神にまずお供え物を食べてもらう儀式です。祭壇にあるお酒、 水のふたを外します。 ・祝詞奏上(のりとそうじょう)・・・その土地に誰がどの関係者のもとに建物を建てる かを神に報告します。 祝詞には施主であるあなたや工務店、不動産業者、設計者などの名前も入りますので、読み方などは事前に神主さんに伝えておきましょう。 ・清祓(きよめはらい)・・・土地のお祓いを行います。 ・地鎮(じちん) ・・・刈始め、鍬入れ、鋤入れなどを行います。祭壇の横にある砂山に鎌、鍬、鋤の形をした道具で「エイ、エイ、エイ」という掛け声とともにその動作を行います。 ・玉串奉奠(たまぐしほうてん)・・・神前に玉串を奉献します。玉串とは榊に紙垂を付けたもので、神前に枝のほうを向けて奉納します。やり方はその時に神主さんが教えてくれることが多いようです。 ・撤饌(てっせん)・・・最初に外したお酒と水のふたを閉めます。神様の食事の終わり です。 ・昇神(しょうしん)・・・神をもとの御座所に送る儀式です。降臨の時と同じです。 以上が、主な地鎮祭の進め方です。仕様は地域により全く違うようなので、その土地の氏神を守る神社に仕様などは確認してみることが必要です。 また、神社に奉納する初穂料(玉串料)なども特に決まりは無いようです。 費用を設定されている神社もあるようですので確認してみましょう。調べたところですと大体3〜5万といったところのようです。 参列した設計事務所、施工者、不動産業者へのご祝儀も決まっているものではありません。 あまり渡しすぎるのもおかしいですし気持ちの問題です。5000〜10000円といったところが相場のようです。 【用語解説】 施主(せしゅ) 建築主、家を建てる依頼主のこと。 |
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